史上最大の恐竜と呼ばれているケツァルコアトルスですが、数万年もの昔に生息し絶滅したとされているようです。そんな、ケツァルコアトルスはどこに生息してたのでしょう?
今回は、ケツァルコアトルスの生息地についてご紹介したいと思います。
ケツァルコアトルスとは
ケツアルコアトルスとは、中生代後期のカンパニア階といわれるおよそ8400万年前から最末期といわれるマーストリヒト階、およそ6550万年前に北アメリカに生息していた恐竜だといわれています。ケツァルコアトルスは地球上で最も大きな飛翔動物といわれているのです。
翼を広げたときの大きさはおよそ10m以上あり、中には20m近いものもいるといわれています。顔の特徴は長いくちばしで、歯はなく頭にはトサカがあったといわれているようです。
生態
ケツァルコアトルスの生態は、化石などから空を羽ばたいていたといわれており、陸地では四足で歩いていたといわれていますが、体の大きさや機能面から飛んでいなかったのではないかという説も浮上しているようです。
食性も、飛びながら水辺に低空飛行し魚を捕食していた説や陸地で小さな恐竜や動物を補食していた説、生きた動物は捕食しないという説など様々な説があるといわれています。
ケツァルコアトルス生息地
ケツァルコアトルスの生息地は、化石の発見されたところから推定されるのは北アメリカの地域だといわれています。
亜熱帯と温帯の海と湿地や珊瑚礁と砂州により外海から隔離され浅瀬になっているラグーンが広がる白亜紀海路とよばれる地域に生息していたのではないかと考えられているようです。
現在化石が多く発見されている北アメリカ地域は、ケツァルコアトルスが生息したと推測される時代には、白亜紀海路がかなりの広範囲で広がっていたのではないかといわれているようです。ケツァルコアトルスにとっては過ごしやすい環境だったのかもしれませんね。
まとめ
いかがでしたでしょうか?ケツァルコアトルスの生息地についてご紹介しました。
ケツァルコアトルスは白亜紀時代、白亜紀海路が広がっていた北アメリカの地域に多く生息していたといわれているのですね。その頃の北アメリカでは大きなケツァルコアトルスが空や陸地を羽ばたいたり、歩きまわっていたのでしょうか。