ジュラシックパークに登場するティラノサウルスですが、映画やアニメ、漫画などでは獲物を狩りで捕らえるハンターとして描かれています。ティラノサウルスの体はとても大きく獲物を捕らえるために素早い動きが出来ないため府肉食専門の動物のようです。
ティラノサウルスの前足はとても短いと聞いたことがありますが、その前足の指は何本あるのか気になりますよね!?
今回はティラノサウルスの前足の数などについてご紹介します!
ティラノサウルスの前足の指は何本!?
ティラノサウルスは腕が短く2本の指が特徴の恐竜です。ティラノサウルスは頭がとても大きく、その頭と体のバランスを取る為に腕は退化して2本指になったそうです。
しかし、最近の研究で発見された化石から3本目の指の跡がある事が分かりました。指は2本しかなく腕は短いですが、筋肉の付き方からとても丈夫で退化したのではなく体の成長に腕や指が付いていけなかったのではないかと言う説もあるようです。前足は短く二足歩行のため後ろ脚は発達したそうです。
当初はティラノサウルスが立った姿勢は、「ゴジラ型」だったと言われていましたが、研究を続けてきた結果、しっぽは地面に付いておらず体はほぼ水平だったようです。ティラノサウルスの体は小さな前足でバランスを取っていますが、尻尾もバランスを取る為に重要な役割があるようです。
ティラノサウルスが生きていたずっと昔は尻尾を引きずった直立姿勢だったそうです。しかし直立型で歩いた場合、体が揺れ尻尾も大きく揺れてしまいます。水平歩行の場合は体の揺れが少なく安定しているため、無駄な動きがないという事で水平型に変化したそうです。
発見されたティラノサウルス
右手の指の骨には痛風になっていたのではないかという跡も残っていたそうです。また脚の親指の付け根が赤く腫れていたためかなりの痛みがあったのではないかということもわかってきました。痛風は人間でいうと男性に多いと言われているので、痛風の跡があったティラノサウルスはオスだったのではないかという事です。
痛風は尿酸の摂りすぎが原因と言われています。尿酸は内臓を食べると体の中でどんどん作られるため、獲物の内臓を食べすぎたことによって痛風になったのではないかと言われています。
まとめ
今回は、ティラノサウルスの前足についてご紹介しました。ティラノサウルスの前足はとても短くその指は2本しかないようです。しかし、発見された化石には3本の指の跡が残っていたようです。
ティラノサウルスの頭はとても大きく体のバランスを取るために前足は退化したのでなく体の成長に前足が付いていけなかったのではないかという説もあります。
ティラノサウルスの研究はまだ続いているようなので、また新たな研究結果が出るのが楽しみですね!