恐竜は、草や木の実を食べる草食性恐竜、動物の肉、魚や昆虫等を食べる肉食性恐竜、木の実、昆虫や動物等何でも食べる雑食性恐竜の3種類に分けることができます。
ブラキオサウルスとアパトサウルスは、どのタイプの恐竜になるのでしょうか。また、これらの恐竜には、どのような違いがあるのでしょうか。
ブラキオサウルスとアパトサウルスの違いを見分ける場所とは?
ブラキオサウルスとアパトサウルスの違いは、専門家であれば歯の形状によって、我々素人は四肢の長さや爪の形状によって、見分けることができます。
アパトサウルスほか、ディプロドクス、バロサウルスはディプロドクス科になります。このタイプの恐竜は前肢よりも後肢が長く、小さな歯がびっしりとすき間なく生えており、ブラキオサウルスの歯は、ノミ状のものが口全体に並んで生えているとのことです。
それから、爪の形状についてですが、前肢の爪はどちらも1本となっておりますが、後肢の爪は、ブラキオサウルスは4本になり、アパトサウルスは3本になります。
ブロントサウルスとアパトサウルスの違いについて
ブロントサウルスの骨格は、アパトサウルスの骨格よりも華奢になります。肩甲骨の一部が丸く膨張しているほか、足首の骨が長いという身体的な特徴があり、並べて比べてみることで、容易に見分けることができるとのことです。
ちなみに、ブラキオサウルス、ブロントサウルス、アパトサウルスすべて草食性恐竜になります。
まとめ
ブラキオサウルスやアパトサウルスが生きたジュラ紀は、栄養価の低い針葉樹が中心で、思うような栄養が摂取できなかったそうです。そのため、ブラキオサウルスたちは、食べることに一日の大半を費やして必要なだけの植物を摂取しなければなりませんでした。
同じ時代に、似た境遇にあった恐竜たちが同じものを食べていた。このことを考えれば、同じ科、属に分類される恐竜には、そう大きな差はないのかもしれません。