ジュラ紀後期から白亜紀前期に生息したブラキオサウルスの化石は、どこで発見されたのでしょうか。

また、どこに行けば、化石を見ることができるのでしょうか。

ブラキオサウルスの化石の特徴について

1900年、アメリカの古生物学者であるエルマー・リッグスは、アメリカ合衆国コロラド州において、竜脚類の頭部、右上腕骨、右大腿骨、右腸骨、右脚甲骨、仙骨の化石を発見しました。

続いて、1909年から1912年にかけて、東アフリカのタンザニアにて、竜脚類の化石が発見されました。発見者であるドイツの古生物学者ヴェルナー・ヤーネンシュ氏は、様々な角度から研究を行い、1914年、ブラキオサウルスの新種として、ブラキオサウルス・ブランカイと発表しました。が、1988年、グレゴリー・S・ポール氏によって、脊椎の形状の違いを指摘されております。

ブラキオサウルス 化石

ちなみに、ブラキオサウルスは、ブラキオサウルス属・ギラッファティタン属・サウロポセイドン属・アストロドン属の4に分けることができます。

サウロポセイドン属

中生代白亜紀前期にアメリカオクラホマ州周辺で生息したとされる竜脚類の一種になります。

発見された化石から、ブラキオサウルスと同系統と考えられておりますが、その大きさはブラキオサウルス以上。全長28メートル、体重50トンを優に超しており、世界最大級の竜脚類であることから、ギリシア神話の海の神ポセイドンにちなみ、命名されております。

アストロドン属

白亜紀前期にアメリカにて生息していたブラキオサウルスに近い、竜脚類恐竜になります。体高9メートル、体長15メートルから18メートルと、こちらもかなりの大きさを誇る草食性恐竜になります。

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ギラッファティタン属

ジュラ紀後期に生息しており、化石はタンザニアで発見されております。

まとめ

北米やタンザニアで発見されることが多いブラキオサウルスの化石は、日本国内でも実際に見ることができます。

展示されている場所は、群馬県立自然史博物館になります。タンザニア連合共和国で発見されたブラキオサウルスが展示されております。

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