歯に興味はお持ちですか?人の歯ではなく動物の歯それも恐竜のモササウルスという生物の歯です。
モササウルスはどういう生物かといいますと、ジュラシック・ワールドでプールで鮫を食べていた生き物といえば、思い浮かべられる人もいるかも知れません。
今回はそのモササウルスの歯に注目し調べて行きたいと思います。
モササウルスの歯の特徴
モササウルスは恐竜に思えますが恐竜ではありません。種類としてトカゲとか蛇の仲間有鱗目の仲間になります。首長竜や魚竜、ワニ類にも属しません。
そもそも恐竜というのは翼竜や首長竜、魚竜などは含むことのない独立した分類群です。プテラノドンのような翼竜も厳密に言えば恐竜とは言えないのです。恐竜に分類される者は全て地上棲です。ですからモササウルスは恐竜ではないのです。
恐竜ではないモササウルスの歯も通常の恐竜とは違うものです。
モササウルスの歯の先端は丸みを帯びた形状になっていて、獲物を切り裂くだけではなく噛み砕くのにも適した形状になっていたことが解っています。このことからモササウルスは大型の爬虫類や魚類だけではなく、アンモナイト等の殻を生物まで殻ごと捕食していたと考えられます。
モササウルスの歯の大きさ
モササウルスの歯の大きさは2cmくらいから9cmくらいのものが多いようです。
モササウルスの歯の数
モササウルスの歯は2列の構造になっていて種類によって違いますが70本強の歯が生えていました。この、歯の構造により1度噛みつかれた獲物は逃げる事が出来ないようになっていたようです。
またモササウルスの歯は何度抜けても生え変わり再生を繰り返します。
ですから、モササウルスの歯は生息していたところが海洋でもあり化石として残りやすく化石としては珍しいものではなく、日本でも和歌山県等で発見されています。購入しようとすれば安価で求められます。
まとめ
モササウルスの歯は二重に生えていて、歯の数は70本前後、大きさは2cm~9cmくらいで何度も生え変わり、水棲に生息して居たため化石に残りやすくそんなに珍しいものでは無いという事がわかりましたね。
実際に通販や博物館等で売られているので購入を考えてみてはいかがでしょうか。