スピノサウルスといえばティラノサウルスと並び、史上最大級の恐竜として有名です。スピノサウルスという名前には「とげトカゲ」というような意味があり、これはスピノサウルスの背中に大きく長いとげのような突起物が存在することからきています。

画像を検索すれば、スピノサウルスの化石の写真が見れると思います。しかし、実際に見るには、化石が展示されている博物館などに足を運ぶ必要があります。

日本にスピノサウルスの化石を展示している博物館はあるのでしょうか。今回はスピノサウルスの化石を展示している日本の博物館についてまとめてみたいと思います。

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スピノサウルスの化石が展示されている日本の博物館について

結論から言いますと、スピノサウルスの本物の化石を展示している博物館は日本にはありません。しかし、スピノサウルスの全身復元骨格の模型は日本でも公開されたことがあります。

それが2016年に東京の国立科学博物館にて開催された「恐竜博2016」です。全長15mの史上最大級のスピノサウルスの全身復元骨格を日本で初めて公開しました。

これと同時に恐竜の中でも絶大な人気を誇るティラノサウルスも公開されましたが、ここで展示されたティラノサウルスは全身12mを誇る「スコッティ」と呼ばれるもので、こちらも最大級のものでした。

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会場ではスピノサウルスとティラノサウルスが対峙するような配置で展示され、壮観な光景が見られました。この時の状況は写真付きの記事がネット記事に載っていますが、写真で見ても大変な迫力です。実際に会場に行かれた方は、とても貴重なものを見れたと言っていいでしょう。

まとめ

今回はスピノサウルスの化石を展示している日本の博物館についてまとめてみました。

世界で初めて発見されたスピノサウルスの化石は、第二次世界大戦にて焼失し、2008年になってようやく新しい化石がモロッコで発見され、2014年に全身復元骨格が作られました。つまり、大変貴重なもので、本物の化石はなかなか見れるものではありません。

しかし、全身復元骨格でなく、サイズの小さい模型や部分骨格などは見ることのできる博物館もありますので、気になる方は調べてみてください。

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