皆さんは恐竜が鳥の仲間で羽毛が生えていたのを知っていますか?

デイノニクスという恐竜にも羽毛があったのではないかと言われています。デイノニクスという名前を聞いた人も少ないと思います。

ではジュラシック・パークやジュラシック・ワールドで徒党を組んで人を襲ったモデルになった恐竜といえば興味がわきますか?

映画ではヴェラキラプトルと紹介されていますがこのヴェラキラプトルの動きのモデルはデイノニクスなのです。

ではデイノニクスという恐竜はどういう恐竜だったのか見ていきましょう。

デイノニクスの特徴

まずデイノニクスという名前の由来ですがギリシャ語で恐ろしいと鉤爪を合わせてデイノニクスと言う名前が付けられました。

デイノニクス 特徴 羽毛

これはデイノニクスの後ろ足の鉤爪が特殊な構造をしていて後ろ足第2指が大きな爪を持ち長さは15cmくらいあります。この第2指の可動範囲が広く歩行時にはこの爪の付いた指は地面に付けず歩行し獲物を捉える時にだけ使ったと考えられていて、そこから、恐ろしい鉤爪、デイノニクスという名前が付けられました。

1964年に古生物学者ジョン・オストロムとグラント・E・メイヤーによってアメリカモンタナ州の南部で数百個の骨が発見されました。後にジョン・オストロムがこの発見された恐竜にデイノニクスと言う名前を付けました。

ジョン・オストロムはデイノニクスの脳の大きさや骨格の仕組みからデイノニクスは集団で暮らし、狩りをしていたと考えました。また、活発に動き回っていたであろうと考えたのです。この様な動きをするには温血動物ではないと無理だと考えジョン・オストロムは恐竜温血動物説を唱えました。

ジョン・オストロムの説が出るまでは恐竜、獣脚竜は2つのグループ分けしかされておらず、カルノサウルス類とコエルロサウルス類だけに分けられていました。ですが、ジョン・オストロムはデイノニクスがこの2つのグループの特徴を合わせ持っているということを示したのです。

そして今までの分類が間違っていたことを他の生物学者も認めるようになりました。今では何人かの古生物学者達はデイノニクスや仲間のドロマエオサウルスは恐竜よりも鳥類に近かったのではないかと考えるようになりました。

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デイノニクスの羽毛

今ではデイノニクスには羽毛が生えていたと考えられるようになって来ていますがデイノニクスの化石から羽毛が出たことはありません。

では何故デイノニクスに羽毛が生えていたと考えられるようになったのでしょうか?

1996年に中国から羽毛が付いた恐竜が発見され、ジョン・オストロムのデイノニクス恐竜温血動物説が裏付けられるようになっていき、様々な研究から恐竜が鳥類に近かったのではないかという説が一般的になりデイノニクスにも羽毛が生えていたであろうと推測されるようになりました。

そして最近のデイノニクス想像図ではデイノニクスにも羽毛が描かれる様になりました。

まとめ

デイノニクスは定説を覆した恐竜だということがわかりましたね。

今では当たり前になっている恐竜は鳥類に近かったと言う説はデイノニクスが作り出したものでした。しかし恐竜の発見は日々変わって行くのでまた、新しい説が出てくるかもしれません。

そんな事を考えながらジュラシック・ワールドを見直してみてはいかがでしょうか。

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