13500万年~12000万年前のジュラ紀前期に生きていたとされる首長竜の一種であるプレシオサウルスは、非常に長い首と大きなヒレが特徴の恐竜になります。

どんなものを食べ、どのような暮らしをしていたのでしょうか。

ちなみに、プレシオとはplesioと書き、近いという意味をもちます。プレシオサウルスとは、爬虫類に近いものと言う意味から名付けられたのでしょうか。

プレシオサウルスは肉食恐竜?

プレシオサウルスは、双弓亜鋼・鰭竜類・首長竜目・プレシオサウルス科・プレシオサウルス属になります。

プレシオサウルス 肉食

長い首が特徴のプレシオサウルスは、その姿から、蛇のような首が付いた亀と呼ばれました。身体の大きさは、23メートル弱になります。上下左右に動く四肢のヒレを使って、海の中を自由に泳いでいたとされております。

プレシオサウルスの長い首は、魚やイカ等を捕獲する際、岩のすき間に逃げ込んだ獲物を追う際にも、また、逃げ足の早い獲物を追いかける際にも、大いに役立ったそうです。

また、鋭い歯は、イカやエビ、ナマコ等のすべりやすい身体をもつ獲物を咥える時でも、発達したアゴと上下に生えた鋭い歯で力強く挟むことで、逃がすこともなかったとのことです。

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しかも、プレシオサウルスには、海の中で出会う敵、獲物の存在を即座にキャッチすることができる嗅覚、視覚がありました。岩のすき間に逃げ込んだ獲物をすぐさま追いかけ、確実に捕らえるという高い捕食能力は、海の中で生きる恐竜の中でも、トップクラスの能力と言っても過言ではありません。

ちなみに、プレシオサウルスは、肉食恐竜ではありません。厳密には、海生爬虫類になります。

まとめ

誰もが知るネッシー伝説。ネス湖に住むネッシーは、プレシオサウルスが進化した生き物ではないか。そう言われていたことをご存知でしょうか。

ロマンのある都市伝説になりますが、プレシオサウルスが生存した時代は白亜紀末期であり、その当時、ネス湖はまだ登場していなかったそうです。

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