トリケラトプスと聞いて何を思い浮かべるでしょうか?
トリケラトプスといえば、トリケラトプスの名前の由来とされている大きな3本の角と盾のような頭部だと思います。そのトリケラトプスの角は、肉食恐竜や他の敵から身を守ったり、オス同士の戦いに角が使われていたと言われています。
さらに、角で突き上げたり、突き刺すという攻撃をしていたと考えられています。実際に、トリケラトプスの角で貫かれたティラノサウルスの化石が発見されているからです。
他にもトリケラトプスの角は、堅い植物などの皮を剥がしたりするのに角を使っていたのでは?と言われていたりもします。
では、トリケラトプスにとって大事とされている角はどのくらいの大きさで、どのような特徴があるのでしょうか?
今回は、トリケラトプスの角の大きさと特徴についてまとめてみました。
トリケラトプスの角の大きさは?特徴とは?
トリケラトプスの角は3本あり、角の形は円錐形になります。そして、トリケラトプスの目の上にある大きな2本の角の大きさは約1.8メートルもあったとされています。鼻の上の角はとても小さい大きさをしています。
そのトリケラトプスの角には特徴があります。それは、トリケラトプスは成長していくにつれて角の形体を変化させていくという特徴があるのです。
生まれたばかりのトリケラトプスは、角は短くて真っ直ぐな角を持っています。そして若いトリケラトプスの角は、まず目の上の2本の角が後ろの方に反り曲がっていきます。若いトリケラトプスは成長していくと、反り返りが浅くなります。
さらに成長していくと、反り返っていたトリケラトプスの角はやがて前方に角が向いていくという特徴があります。
なので、トリケラトプスの角は成長によって大きさや角の向きが変わっていくということになります。
まとめ
トリケラトプスの角は1.8メートルもあり、とても大きな角2本持っていたのですね。そして、驚いたのがトリケラトプスの角の特徴です。トリケラトプスの角は成長するにつれて、角の向きが変わっていくことです。
なので、角の向きによってトリケラトプスの成長を知ることができるので、大人と成長途中のトリケラトプスを見比べてみるのもとても楽しいと思います。