パラサウロロフスは、生息期間がそんなに長くなかったのか化石なども少なめだといわれています。

今回は、そんなパラサウロロフスの化石の特徴についてご紹介したいと思います。

パラサウロロフスとはどんな恐竜?

パラサウロロフスは、カモノハシの嘴のように平べったく広いのが特徴だといわれています。

パラサウロロフスは、鳥脚類の恐竜で嘴からもわかるようにカモノハシによく似たカモノハシリュウに属する恐竜の種類です。

パラサウロロフス 化石

名前の由来

パラサウロロフスの名前には、「サウロロフスに近いもの」という意味がありサウロロフスによく似ていることを表しているといわれています。けれどサウロロフスとパラサウロロフスは同じ種類の恐竜ではないようで、全く別の系統の恐竜のようです。

パラサウロロフスの特徴

パラサウロロフスの見た目の特徴は広い嘴となんといっても棒状後ろにながれるように伸びたトサカだといわれています。パラサウロロフスのトサカはかなりインパクトがあり、諸説によると鼻の骨の一部分が変化してできたといわれています。

そのため、空気が鼻孔を通るときトサカを通過するという変わった構造をしているようです。どうしてこのような構造になっているのかは不明ですが、水中で生活するため呼吸がしやすいようになっているという説、または、匂いを嗅ぎやすくするためという説などさまざまな説があるようです。

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パラサウロロフスの化石について

パラサウロロフスはあまり多くの化石は発見されていないようですが、発見された化石のほとんどが全身の化石であるといわれているのです。

全身の化石が発見されることはとても珍しいことで、初めてパラサウロロフスの化石が発見されたのは1922年で尾っぽ部分以外の全身が揃っていたといわれています。化石発見時に、サウロロフスによく似た外見から発見者が「パラサウロロフス」と名前をつけたそうです。

その後ジョーという名前の1歳前後の子供のパラサウロロフスの化石が発見されたようで、体長がおよそ2mほどあったといわれています。

まとめ

いかがでしたでしょうか?パラサウロロフスの化石の特徴についてご紹介しましたが、パラサウロロフスの化石はほぼ全身に近いものが発見されていたようですね。

化石が発見されたことでパラサウロロフスの全貌が明らかになったことはとても嬉しいことです。

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