皆さんは博物館に行ったことはあるでしょうか?その際に恐竜の化石を見ることがあるでしょうか?

もちろん、本物の化石を展示しているところは少ないかもしれませんが、本物の化石を展示されている博物館もあります。

しかし、例え本物であったとしても我々が恐竜の化石を隅々まで見ているとは限りません。例えば、恐竜の足まで見ている人は少ないと思います。

ここでは、そんな恐竜、主にアロサウルスとティラノサウルスの前足について詳しく説明していきたいと思います。

アロサウルス ティラノサウルス 前足

ティラノサウルスとアロサウルスの前足について

まず、ティラノサウルスから説明しますと、ティラノサウルスはあの大きな体格に比して、前足というのは不自然なほど小さいものです。

しかし、その貧弱そうなである前足でもかなりの力を出せたということが分かっており、故に前足だけでも切り裂けたによって獲物を確実に仕留めるための武器の一つであったのではないかと言われております。

また、顎や頭を発達させ進化するためには、発達するために頭部が重くなり、そのことによって生じてしまう前後半身の重力的不均衡を解消するために、どこかの部位を縮小してバランスをと問える必要があったのではないかという説もあります。よって、前足がやけに小さいのは進化の為であり、取捨選択するしかなかったとも言えます。

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対して、アロサウルスの前足はティラノサウルスなどの大型の肉食恐竜と比較してみると、大きいそうです。

アロサウルスの前足の作りは現代でいうとワシに似ているらしく、狩りをする際には、ワシよりも何倍もの力を発揮することができたために獲物の皮膚を切り裂くことができ、肉を抉り取る役割もしたそうです。

故にアロサウルスの三つの武器と言われている中に、この前足も含まれていることが分かります。

まとめ

いかがだったでしょうか。

アロサウルスとティラノサウルスの前足だけでも、その違いは大きいものであることが理解できたと思います。

これを機に色々な恐竜の前足を調べて、その違いを見つけてみるのも面白いかもしれません。

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