ステゴサウルスは、中世代のジュラ紀後期から白亜紀前期にかけて、現在の北アメリカや中国のあたり生息していたといわれています。

これはステゴサウルスの化石がその地域でのみ発見されており、他の地域では発見されていないからです。

では、日本ではどこへ行けばステゴサウルスの化石を見ることが出来るのでしょうか。

日本では博物館でステゴサウルスの化石が見る事が出来る

前置きでも書きましたが、ステゴサウルスの化石は北アメリカまたは中国での発見例しかなく、その他の地域では発見例がありません。

もちろん日本においても発見例はありませんので、どこかの地域で発掘出来るものではなく、やはり博物館で見ることになります。

ステゴサウルス 化石 日本

日本で、ステゴサウルスの化石を展示している主な博物館は、国立科学博物館地球館、栃木県立博物館、東海大学自然史博物館、豊橋市自然博物館、大阪市立自然史博物館などです。

それぞれの博物館では、ステゴサウルスの全身骨格や、背中のひし形の板状の骨、尾など部分的な化石も展示されているようです。

ステゴサウルスに限ったことでありませんが、全身骨格が発掘されるケースは、非常に稀で多くの展示は、発掘された化石のレプリカであったり、一部が実物化石がその他がレプリカである場合が多いようです。

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まとめ

ステゴサウルスは、当時の生息域が日本ではなく北アメリカや中国であったため、残念ながらその化石が日本で発掘される可能性は限りなくゼロといえます。ですが、北アメリカや中国では多くのステゴサウルスの化石が発見され続けており、全身骨格なども稀にですが発見されています。

日本では発掘されていないことや、全身骨格の化石は非常に珍しいことなどから、日本国内で展示されているステゴサウルスの化石は、その多くがレプリカとなっていますが、たとえレプリカであっても精巧に再現されていますので、その迫力は十分に感じられるのではと思います。

なお、希少なステゴサウルスの全身骨格の実物は、2003年にアメリカのワイオミング州で発見されたものが、ロンドンの自然時博物館に展示されています。機会があれば是非一度見てみたいものですね。

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