かの有名なティラノサウルスと並び、史上最大級の恐竜として知られるのがスピノサウルスです。スピノサウルスは現在のアフリカ大陸北部のあたりに生息していたとされ、出土される化石も多くがアフリカ地域のものです。

全身骨格の化石はほとんど発掘されておらず、そのほとんどが歯や爪などの化石になります。歯の化石は市場にも流通しており、一般の方でも手に入れることができます。

さて、このスピノサウルスの歯ですが、皆さんは実際に見たことがあるでしょうか。

 スピノサウルス 歯 特徴 何本

今回はスピノサウルスの歯の特徴や、歯の数についてまとめてみたいと思います。

スピノサウルスの歯の特徴について

肉食恐竜の歯はざっくり分けて2種類に分類できます。

タケノコのように円錐状にまっすぐ伸びた形をしているものと、鋭いナイフのようにカーブを描いたような形をしているものがあります。

スピノサウルスの歯は前者の円錐状の形をした歯に分類されます。スピノサウルスは主に魚を食べて生活していたという有力な説があります。歯が円錐状になっていることにより、魚を噛むだけではなく、活発に動き回る魚を逃がさないようにすることができるというわけです。

ちなみに、スピノサウルスの最大のライバルと言えるティラノサウルスの歯は、この2種類の歯の中間のような形状をしており、2種のいいとこどりのような形の歯をもっています。ス

ピノサウルスよりもティラノサウルスのほうが強いという意見が多いのはこのあたりが要因かもしれません。

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スピノサウルスの歯は何本あるのか

スピノサウルスの復元された頭蓋骨をみると、ワニのようなとても長い顎をしていたことが分かります。まさに獲物に噛みつくことに特化した顎だったと言えるでしょう。

口には無数の歯を備えていたと言われていたスピノサウルスですが、歯の正確な本数についてはいまだ解明されていないようです。

まとめ

今回はスピノサウルスの歯の特徴やその数についてまとめてみました。

本数については詳しいことは不明ですが、特徴については出土した化石から、かなり細かいことまで解明されていることがわかりました。

歯化石は小さいものならある程度の金額で手に入れられますので、調べてみてください。

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