化石は古代の世界に住んだ生き物の情報を我々に教えてくれる、貴重な情報源のひとつですよね。
皆様は、リプレウロドンという恐竜の化石のことをご存知でしょうか?

日本では2001年に初めてメディアが取り上げ話題になった恐竜なのですが、ティラノサウルスやトリケラトプスのように知名度がものすごく高い恐竜・・とは言い難いので、「初めて知った!」という方も珍しくないと思います。

今回はリオプレウロドンの化石の特徴についてご紹介します。

リオプレウロドンの化石とは

リオプレウロドンは古代ジュラ紀中期から後期に海に住む恐竜であったとされており、海域一の大きさを持ち、食物連鎖の頂点に立つ海のハンターと称された恐竜です。

リオプレウロドン 化石

首は太長くワニのように強靭な顎と牙を持っていたとされており、4つのヒレを自在に操ることにより、ものすごい加速ができたと言われています。

リオプレウロドンは1824年に初めて発掘されてから、フランスやイングランドで多くの化石が見つかっており、ドイツやロシア、メキシコでも度々発掘されることがあるそうです。

それまでは、特に大きい恐竜であるということには注目されていなかったリオプレウロドンですが、2002年にメキシコで良好な状態のリオプレウロドンの化石が発掘され、初めて「リオプレウロドンはとても大きい恐竜だったのだろう」という仮説がたてられたそうです。

その時発掘されたリオプレウロドンはまだ若い個体のようですが、頭の長さが3.5mもあり、体長は18m、推定体重は50トン近いのではないかということです!

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リオプレウロドンは最大25mとされていますが、裏付けがあるわけではなく、大人になると体長は25mほどになるのでは・・との期待を込められて推定されているそうです。

まとめ

いかがでしたでしょうか。

今回はリオプレウロドンの化石の特徴についてまとめてみました。

リオプレウロドンはジュラ紀中期~後期に生息した最大の海のハンターと称される恐竜で、イングランドやフランスから多く発掘されているということがわかりました。

推定体長25mという数字にも表されているように、恐竜の化石にはとても夢がありますよね!

新たなリオプレウロドンの化石が発掘されることを祈っております!

 

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